NPO法人Digital北海道研究会は6月10日に総会を行います。
また、総会終了後、記念講演会をGIS・GPS研究会と共同で開催します。
■総会
会場:札幌アスペンホテル アスペンA http://www.aspen-hotel.co.jp/
〒060-0808 札幌市北区北8条西4丁目5番地 TEL 011-700-2111
日時:2014年6月10日(火)13:00~14:30
■記念講演会「社会インフラのスマート・エイジングに向けたCIMとライフサイクル管理の取組み」
CIM(Construction Information Modeling/Management)はBIMをベースに国土交通省によって提唱されました。CIMは土木プロジェクトに関与する各種プレイヤーが、 3次元モデルデータを共有しながら、GISや3次元CADなど各種ICTを統合的に利用して調査、計画、設計、施工、維持管理を進めていく手法です。
近年、社会インフラの維持補修等管理コストの増加が、大きな社会問題となっています。土木分野におけるCIM導入は、社会インフラの建設事業プロセスを変えるだけではなく、既設インフラのマネジメントの在り方を大きく変えるものと期待されています。
かねてより、北海道GIS・GPS研究会及びNPO法人Digital北海道研究会では、防災、環境、農業分野等のGIS利活用促進活動を行ってきまし た。また、サイバーフィールド研究分科会では3次元計測、データ処理、表現技術等のICTに関する研究活動を進めてきました。今後は、これらの活動をより 発展し、北海道におけるCIM・GIS普及推進に向けた活動を進めていきます。
つきましては、国土交通省のCIM制度検討会委員である大阪大学教授の矢吹信喜氏を基調講演にお迎えして、下記の要領で「産学官CIM・GISセミナー」を開催する運びとなりました。是非多くの皆様のご参加をお待ちしております。
会場:札幌アスペンホテル アスペンA http://www.aspen-hotel.co.jp/
日時:2014年6月10日(火)15:00~18:00
◆ テーマ:社会インフラのスマート・エイジングに向けたCIMとライフサイクル管理の取組み
1.基調講演 「維持管理情報基盤としてのCIMの技術動向」
大阪大学 大学院工学研究科 環境・エネルギー工学専攻 教授 矢吹 信喜氏
<プロフィール>
1982年東京大学工学部土木工学科卒業、1992年米国スタンフォード大学大学院土木工学専攻博士課程修了(Ph.D.)、1999 年室蘭工業大学建設システム工学科助教授、2008年より現職。土木学会土木情報学委員会委員長,国土交通省CIM制度検討会委員,情報化施工推進会議委員,発注者責任を果たす今後の建設生産・管理システム懇談会委員,社会資本メンテナンス戦略小委員会委員,AGCEI President,ISCCBE BOD Membert等。
2.講 演 「建設生産システムの再構築を目指して」
北海道大学 大学院工学研究院北方圏環境政策工学部門建設管理工学研究室准教授 高野 伸栄氏
3.講 演 「CIM適用事例と業界の動き」
八千代エンジニアリング㈱情報技術部部長 藤澤 泰雄氏
(建設コンサルタンツ協会情報部会 CIM技術専門委員会委員長)
4・パネルディスカッション(コーディネイター 北海道大学情報科学研究科教授 金井 理氏)
◆参加費:一般 3,000円 産学官フォーラム、北海道GIS・GPS研究会、Digital北海道研究会 会員 2,000円、官公庁 無料
◆参加費振込先:北洋銀行 本店営業部(普)1822587 北海道産学官研究フォーラム 宛
詳細・参加申込は下記を御覧ください