酪農学園大学にて、リモートセンシング講習会を開催いたしました。
雨が降ったり止んだりの足元も悪い中、今回のイベントでは29名もの方がご参加くださいました。
午前は、リモートセンシングに関する基礎講義と、無料のリモートセンシング解析ソフト「MultiSpec」を使って、札幌周辺の衛星画像(Landsat)を表示させました。午後からは、画像の分類についての講義と実習を行いました。
講師の飯坂先生の熱意ある講義で、大変有益な時間を過ごすことができました。
多くの方がリモートセンシングに触れ、地表の現実を見る技術を身に付けてほしいという思いを感じました。
実習に使用したソフトについては、こちらに記載してあります。
無料ですので、どなたでも利用可能です。
MultiSpec
http://www.dghok.com/modules/d3forum/index.php?post_id=47
その他、印象に残った内容を記述しておきます。
・Landsat1号はなぜ解像度80mか?
→アメリカの農地の大きさの平均サイズという理由。
・Landsat5号(TM)はなぜ解像度30mか?
→世界の農地面積の平均という理由
・波長を細かく記録したHyperSpectolを利用すると作物の糖分や淡白質がわかり、精密農業に利用できる。
・画像分類の原理
来週の15日(火)は、飯坂先生のSARの講習会が開催されます。
奮ってご参加ください。
【衛星リモートセンシングGIS 活用セミナーのご案内 】http://www.dghok.com/modules/eguide/event.php?eid=36
Digital北海道研究会では、今後も様々なイベントを行っていく予定ですので、ご期待下さい。