G空間EXPO「地理空間情報に係る産学官連携強化シンポジウム in 北海道
~地図情報と測位情報の融合による新たなサービス創出に向けて~」の開催について
【開催趣旨】
昨年3月の東日本大震災では、宇宙、空、陸、海の各プラットフォームから様々な地理空間情報が
収集され、インターネットで公開されるとともに、企業やボランティアを含む協働チーム等により、
これらの情報がマッシュアップされ発信されるなど、地理空間情報が被災状況の把握や被災地の
復旧に多大の貢献を果たしました。同時に、東日本大震災の教訓を踏まえて、今後の災害に備えた
防災対策、減災対策が求められており、その一環として地理空間情報の活用が大きく期待されて
います。
地理空間情報を高度に活用することによって、誰もが安心して豊かな生活を営むことができる
社会を実現していくためには、産業界、学界、行政の三者による連携が不可欠であります。
このため、本シンポジウムは、基調講演及び産業界、学界、行政(国及び地方公共団体)の
三者によるパネルディスカッション等を通じて、防災分野、農業分野、環境分野、行政分野から
地図情報と測位情報の融合による新たなサービス創出について考えていきます。
なお、本シンポジウムは、G空間社会の推進に寄与するものとして、G空間EXPO2012の
プレイベントとして位置付けられています。
【開催概要】
日時:平成24年2月15日(水)15:30~17:45
会場:北海道大学学術交流会館 小講堂
テーマ:「地図情報と測位情報の融合による新たなサービス創出に向けて」
主催:国土交通省国土政策局
講演者等:
○基調講演:橋本 雄一 (北海道大学大学院文学研究科教授)
○パネルディスカッション
コーディネータ: 橋本 雄一 (北海道大学大学院文学研究科教授)
パネリスト(4名):
産:菅原 正弘(北海道土地改良事業団体連合会水土里情報センター長)
学:金子 正美(酪農学園大学農食環境学群・環境共生学類教授)
官:黄瀬 信之(岩見沢市企画財政部企業立地情報化推進室長)
:伊藤 夏生(国土交通省国土政策局国土情報課地理空間情報活用推進官)
参加申込:下記の国土交通省のホームページ(報道発表)より、お申し込みください。
http://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku01_hh_000009.html
【参考】
《G空間EXPOについて》
G空間EXPOは、ビジネス層や一般の人々を対象に、関係する様々な分野の技術・製品・
サービスが一堂に会し、シンポジウムや展示会、体験イベント等を通じ、モノやヒトの交流を
創出することにより、G空間社会の裾野を広げていくことを目的に産・学・官の連携により開催
されるものです。
次回はG空間EXPOとして、平成24年6月21日~23日の3日間、パシフィコ横浜において
開催されます。
《プレイベントについて》
上記G空間EXPO2012のプレイベントとして、実行委員会の各構成員において、
シンポジウム等のイベントを適宜開催するもので、内容としては「G空間社会の推進に
寄与するもの」「地理空間情報活用推進基本法及び地理空間情報活用推進基本計画の理念や
方針に即したもの」とされます。
本シンポジウムもこの趣旨に沿って開催されるものです。
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