広大な北海道における持続可能な社会の実現を図り、道民生活の発展を支援する上で、我々を取り巻く状況を科学的に把握できる環境情報の整備が不可欠になってきています。そこでこの度、道内の教育・研究機関、自治体、民間企業等が相互に協力しながら、北海道及び周辺海域の環境、産業、資源等に関するデジタル空間情報を継続的に収集・更新・発信・活用することを目的として『Digital北海道研究会』を設立する運びとなりました。
そこで、研究会の発足を記念して基調講演に慶応義塾大学の福井弘道教授をお迎えして講演会を企画致しました。皆様方におかれましては、ご多用の折とは存じますが、多数ご出席賜りますよう宜しくお願い致します。
■日 時:平成18年10月25日(水)15:00 ~ 17:00
■場 所:北海道大学学術交流会館 小講堂
■参加費:無 料(どなたでも参加できます)
■プログラム
15:00 ~ 15:20
『Digital北海道研究会の目指すもの』
齊藤 誠一 氏(北海道大学大学院水産科学研究院教授)
15:20~16:10
基調講演:『デジタルアジアで開く、アジアの持続可能な未来』
福井 弘道 氏(慶応義塾大学総合政策学部教授、グローバルセキュリティ研究所副所長)
1980年名古屋大学理学部卒業、85年同大学博士課程修了。理学博士。住信基礎研究所を経て、96年慶應義塾大学総合政策学部助教授、2001年より現職。主要な研究領域は空間情報科学、環境/リスク研究、地域計画、デジタルアース。著書に『総合政策学の最先端』(共著、慶應義塾大学出版会、2003年)、『グローバルセキュリティ入門』(共著、慶應義塾大学出版会、2005年)。最近では特に、国や地方自治体、民間企業、OpenGIS等の海外標準化コンソーシアム等と連携して、「空間情報基盤の相互運用性」に関する研究、開発に取り組むとともに、「グローバルコモンズとしてのデジタルアース」といった次世代の地球データベースの開発とその利用、応用研究を行っている。
16:10~16:40
『だいち(ALOS)が広げる地球観測の可能性』
竹田 宏之 氏((財)リモート・センシング技術センター(RESTEC)ALOS-PDサブマネージャ)
16:40~17:00 質疑応答
■懇親会
講演会終了後、懇親会を開催致しますので、是非ご参加をお願いします。
□時 間:17:30~19:30
□場 所:北海道大学百年記念会館「きゃら亭」 □会費:3,000円
■アクセス
講演会:北海道大学 学術交流会館 小講堂
〒060-0808 札幌市北区北8条西5丁目 TEL: 011-706-2141
懇親会:北海道大学 百年記念会館「きゃら亭」(北海道大学構内)
学術交流会館へのアクセスマップはこちら↓
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/map/map4.htm
※最寄駅 JR札幌駅北口 徒歩7分(北大正門から入るとすぐ左手に見えます)
■お問合せ
本講演会に関するお問合せは下記「Digital北海道研究会設立準備会事務局」までお願い致します。
Digital北海道研究会設立準備会事務局
酪農学園大学環境システム学部環境GIS研究室内
〒069-8501北海道江別市文京台緑町582番地
Tel:011-388-4846
Fax:011-388-4907
E-mail:office@dghok.com