Next Generations ~視野を広げる、世代をつなぐ~
GIS Dayは、1999年にアメリカで始まりました。GISのケーススタディや活用のメリットを共有し、GISのコミュニティを育てていくことを目的としたお祭りです。世界各国、日本各地で開催されています。2005年にスタートしたGIS Day in北海道も、今年で第18回目(18年目)を迎えます。
COVID19のパンデミックは一段落し経済活動が回復する中で、ウクライナ戦争、物価高騰、気候変動を実感する酷暑等、変化が急速に進んでいます。技術的には、ChatGPT等の生成AIの活用による技術革新が起こっています。GISコミュニティとして、急激な社会変化とその中で生まれる課題に対応するためには、それぞれの専門とするフィールド内でGISやリモートセンシングを深化するだけでなく、視野を広げその応用を考える必要があります。
視野を広げることには、異なる世代への理解も含まれます。気候変動や人口問題のように世代をまたぐ問題もあるからです。2005年に生まれた子どもたちが今年、成人します。一方で、GIS Day in北海道に関わってきたコミュニティメンバーも18歳程、年を重ねたことになります。少子高齢化が進む中、若い世代に託すことは解決策ではなく、世代を超えた協働が求められます。そこで今年は、「Next Generations~視野を広げる、世代をつなぐ~」をテーマに、いつもは考えないテーマや若手のお話を聞く機会としたいと思います。
内容
講演会 10月20日(金) 13:30~17:00(開場13:00)
交流会 10月20日(金)19時~ 札幌駅周辺
技術講習会 10月19日(木)、21日(土)、11月16日(木)
講習会1「ドローン安全講習会」(10月19日(木)14:00~16:00)
講習会2「ArcGIS基礎(仮)」(10月21日(土)午前)
講習会3「カードゲームで地理的思考を鍛える!GIS講座」 10月21日(土)13:00~15:30
講習会4「Tellus講習会」 11月16日(木)午前
講習会5「ENVI初級講習会」 11月16日(木)13:00~17:00
講習会6「AI体験会」 10月21日(土)10:30~12:00
■講習会
1「ドローン安全講習会」: 申込み
2「ArcGIS 基礎:公共交通機関へのアクセス評価をしてみよう」:申込み
3「カードゲームで地理的思考を鍛える!GIS講座」:申込み
4「Tellus講習会」:準備中
5「ENVI初級講習会」:申込み
■協 賛:協賛 申込みフォーム
開催形態 ハイブリッド
定 員 対面100名、オンライン400名
内 容
13:00(会場受付、オンライン開場)
13:30~13:40 開会挨拶
13:40~14:25 基調講演 「空間情報技術の可能性(仮)」 古橋 大地 氏(青山学院大学 地球社会共生学部 教授)
14:30~15:15 基調講演 「誰もが地図を仕事に〜難民雇用からみえてきたデジタルツインの可能性〜」 田村 賢哉 氏(株式会社Eukarya 代表取締役社長)
15:15~15:35 休憩(交流)
15:35~15:55 講演「DX推進と課題(仮)」 講師未定
16:00~16:20 講演「自然環境保全、私のアプローチ (仮)」 工藤 知美 氏(NPO法人EnVision環境保全事務所 )
16:25~16:45 講演「空間情報×AIの事例と展望(仮) 」 小川 健太 氏(酪農学園大学 農食環境学群・環境共生学類 准教授)
16:50~17:00 閉会挨拶
場 所 酪農学園大学 中央館1F学生ホール
申 込 こちらから(講演会・交流会申込み) 締切10月13日(金)
技術講習会 10月19日(木)、21日(土)、11月16日(木)
講習会1「ドローン安全講習会」(10月19日(木)14:00~16:00)
ドローンは、農業、環境分野など様々な分野で活用されています。しかし安全に飛行させるには、多くの知識と訓練が不可欠です。このドローン安全講習会は、ドローンを飛行させるために必要な航空法等の知識、機体の飛行設定等を学びます。どこで飛行させることができて、また飛行時には何が必要となるか等の知識を得ることが出来ます。
参加対象 : ドローンを運用したい初心者、ドローンに関わる航空法の知識を深めたい方、ドローンを研究、ビジネス、趣味などに活用したい方
※なお操縦実技講習ではなく、座学がメインの講習会です。
講師 小野 貴司 氏(酪農学園大学)
会場 酪農学園大学研修館、学内圃場(対面のみ)
定員 30名
共催 株式会社サングリン太陽園
申込 こちらから 締切10月13日(金)
GISは、位置をキーワードに情報(データ)を組み合わせて可視化、分析することが可能です。本講習では、ある都市で新しいバス路線を考える際に必要としている地域をArcGIS Proを使って既存のバス停が配置されているエリアをマッピングし、人口統計データと比較して、都市内で公共交通機関へのアクセスが最も必要な地域を評価する方法について学びます。
講師 土田 雅代 氏(ESRIジャパン)
会場 酪農学園大学A1号館3F PCルーム(対面のみ)
定員 50名
申込 こちらから 締切10月13日(金)
本講習会は、GISカード®を使ってゲーム感覚でGISについて学ぶ講座です。地域課題の解決を題材として、カードゲームとArcGIS Onlineで作成したWebマップが一体となっており楽しみながら、地理的な思考力・判断力・表現力が養える講座となっています。4人/チームの構成で与えられたミッションに対してグループディスカッションを交えながら解答を導いていきます。
参加者のみなさんにアイスクリームをプレゼントします。
講師 西條 真結乃 氏(徳島大学)/土田 雅代 氏(ESRIジャパン)
定員 20名
会場:酪農学園大学A1号館3F PCルーム(対面のみ)
申込 こちらから 締切10月13日(金)
『衛星リモートセンシングの基礎』
衛星データを利用するにあたり知っておきたいリモートセンシングの基礎や衛星データビジネス事例、衛星データプラットフォーム「Tellus」の概要についてお話します。
『Tellusを使って衛星データを解析してみよう!』
Tellusを使った簡単な衛星データの解析手法を紹介します。実際にパソコンを使って衛星データの解析に挑戦してみましょう。
リモートセンシングソフトウェアであるENVIの講習会です。リモートセンシングの基礎的な部分を学ぶことができますので、リモートセンシングをとりあえず知りたいという方に良いコースだと思います。是非お申込みください。
内容 ENVIの概要
ENVIの起動について
ENVIインターフェースの概要
ディスプレイツールについて
環境の設定
画像の表示
画像の比較
画像の解析
反射率変換
バンド間演算
教師付き分類
講師 根岸 正浩 氏(NV5 Geospatial株式会社)
会場 酪農学園大学A1号館 PCルーム(対面のみ)
定員 20名
申込 こちらから
その他、AIやクラウドベースのリモートセンシングプラットフォーム等の講習会を検討中
GIS Day in 北海道 実行委員会
共催(敬称略)
酪農学園大学農業環境情報サービスセンター
特定非営利活動法人Digital北海道研究会
株式会社サングリン太陽園(ドローン講習会のみ)
後援(敬称略)
一般社団法人北海道産学官研究フォーラム
北海道ドローン協会
一般社団法人日本写真測量学会北海道支部
北海道地理学会北海道支部
株式会社インターリージョン
※最新情報は下記アドレスをご参照ください
https://sites.google.com/rakuno.ac.jp/gis-day-in-2023/top